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2006年10月20日

作者プロフィール_工房倭人


P r o f i l e


工房 倭人
K O U B O U W A J I N
プロフィールにかえて : 工房倭人





旅に多くを学んだせいか、
最近では何もかもが旅のように感じられます。
日常の生活も、仕事も、すべてが旅。
とても長い旅に出ているような感覚です。

居心地のよい町に長居して、
その内に退屈を覚えると次の町へと心が動きます。
地図を見ておよその見当をつけることもあれば、
気の向くままに列車を降りて、
行き当たりばったりその日の宿を探すこともあります。

いい人にも出会えば、勿論、嫌な人にも出会います。
素晴らしい景色に息を呑むこともあれば、
病気になって安宿のベッドにウンウン唸ることもあります。
しかし、旅の味わいはそのすべてをひっくるめた、
もっと大きなところにあるようです。
嬉しくて笑おうが、腹を立てて怒ろうが、
実は同じことのように思われます。

水泡がパチンと弾ければ、それですべてがお終い。
良し悪しもなく、ひとつの懐かしい印象が残って、
そうしてまた次の旅に出掛けます。
いつまでも、これを繰り返していくのだと思います。
T シャツ作りとはそんな旅の途中に出会いました。



10 pieces exhibion / kume.jp

  

Posted by 久米繊維工業 プレスルーム at 23:26Comments(0)TrackBack(0)工房倭人

2006年10月20日

展示コンセプト_工房倭人

C o n c e p t





改めて自分のデザインを眺めてみますと、私は花が好きなようです。
実に結構な割合で、草花の紋様を使っているのが分かります。
花は美しいものですから、殊デザインに関しましては、
私は美しいものに憧れているのだと思います。

しかし私の場合、明るいもの、真っ直ぐなもの、清らかなもの、
そういう美しさにはあまり惹かれないようです。
どちらかと言うと、
湿った美しさや暗がりの艶を好むようなところがありまして、
これは性根がひねくれているためであると思われます。

ですから花にしても、明るい日差しを浴びて咲き誇るチューリップでは
間違ってもいけません。何だか気恥ずかしいような気がしてくるのです。
それよりも、山の斜面にじっとりと咲く、
彼岸花のような花に心を奪われます。
それが夜であれば尚更素敵ですね。
ゆっくりと流れる煙のような雲を透かして、
下弦の月明かり、群生する赤い花。
美しいと思います。

そんな美しさを僅かでも、
工房倭人のTシャツに感じて頂けましたら幸いです。



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2006年10月20日

朧月_工房倭人



水面に映る朧月を揺らしながら、夜の静寂を艶に泳ぐ鯉のデザインです。

「残月」と対をなしての連作です。



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2006年10月20日

蝙蝠_工房倭人




和更紗のインパクトが強烈な、蝙蝠のデザインです。

背景には秋草を透かし、フロント文字は、「富貴・百福」

蝙蝠は、古来より吉祥の動物と言われます。




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2006年10月20日

唐_工房倭人



唐辛子に唐草、唐花を配しまして、唐尽くしのデザインです。

詩は、「 じょう肥辛甘 ( じょうひしんかん ) 真味 ( しんみ ) に 非 ( あら ) ず」。

辛いや甘いといった分かり易い味は本当の味というものではない、の意です。



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2006年10月20日

月二様・残月_工房倭人



雲間に覗く残月を仰ぎ見る鷹のデザインです。

漢詩は、「残月に鳥啼きて霜天に満つ」です。



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2006年10月20日

廻風_工房倭人



漢詩は、「廻風地を動かして起こる」です。

地は揺れ、旋風が巻き起こり、いよいよこれからひと暴れ、

と鯰の登場する様子をデザイン致しました。



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2006年10月20日

蟹_工房倭人



河骨(こうほね)の紋様が大胆な、蟹のデザインです。

モノトーンの配色に、鋏を配した洒落が効いています。

小丸紋は海松(みる)紋といって、海草を意匠化したものです。



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2006年10月20日

遁入道_工房倭人



墨を吐いて何より逃げむ。袖にはズバリ「 遁 ( にげる ) 」の文字。

花丸紋を蛸の吸盤と見立てました。



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2006年10月20日

南面王_工房倭人



「荘子」に題材を取りましたデザインです。


漢詩は、南面 (黄泉)の国の王が、現在の快楽を捨ててまで、どうして人の世に戻ろうか、

と笑う髑髏の心情を詠ったものです。



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2006年10月20日

らんちう_工房倭人



最も息の長い定番デザインです。


歌は、「夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲の何処に月宿るらむ」です。

背景には団 扇紋、 まさに夏のイメージです。



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2006年10月20日

梅見金魚_工房倭人




梅見にて、ほろ酔い気分の金魚のデザインです。

梅尽くしの文様に、詩は「梅花乱れ落ちること紅雨の如し」です。



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Posted by 久米繊維工業 プレスルーム at 08:09Comments(0)TrackBack(0)工房倭人